麺のこだわり
製麺所併設の店舗で笑顔がいっぱい。
陣田屋は昭和6年の創業から約90年近く、この桑名の地で麺づくりと向き合ってまいりました。生地をしっかり寝かせて熟成させる製麺方法を今も大切に受け継いでいます。
試行錯誤を重ね製品開発を行うなかで、私たちが追い求める道は「家庭の味が一番美味しい」という言葉です。麺づくりの基本に忠実に、そしてご家族皆さまの笑顔を想像し、これからもおいしい麺を作り続けてまいります。
私たちについて
~ 製法・特徴 ~
製麺所併設の店舗で笑顔がいっぱい。
陣田屋は昭和6年の創業から約90年近く、この桑名の地で麺づくりと向き合ってまいりました。生地をしっかり寝かせて熟成させる製麺方法を今も大切に受け継いでいます。
試行錯誤を重ね製品開発を行うなかで、私たちが追い求める道は「家庭の味が一番美味しい」という言葉です。麺づくりの基本に忠実に、そしてご家族皆さまの笑顔を想像し、これからもおいしい麺を作り続けてまいります。
最新式の製麺工場ではありません。つまり、写真に写っている製麺機はいずれも20年~30年毎日使っている機械ということです。「まだ、古い機械を使っているね」とおっしゃられると思います。
また、設備の手入れには時間とお金もかかります。しかしながら、私たちがこれを守っていくことが伝統を受け継ぐことだと思っています。
帯状に巻いた麺を袋に包み乾燥させないようにして一定時間熟成させる。最適な温度と湿度でグルテンが形成されるのを待つ。
麺帯を重ね合わせし、ローラーで徐々に薄く延ばしていく。切出しし易いように、それぞれの種類にあわせた麺の厚さに仕上げをしていく。
麺の種類により切刃の番手、麺の厚さ、長さを調整し、切出しする。
うどん・ラーメンなどになった麺を包装します
麺を寝かせると美味しいうどんができると言います。
なぜ寝かせる(熟成する)のかは練った(ミキシング)麺がしっとりとするからです。
寝かせずに作った麺と比べると(しっとりするとは方言かも知れませんが)生地がずっと弾力性を増し、ふっくらし、また麺に艶がでてきます。麺の種類により加水率の違いがありますが、仕上げをする最終ローラーで取り出した麺を指で麺をそっと押してみると弾力性の違いがはっきりとわかります。
これが美味しくなるんだ!と感じることができる瞬間です。温度や時間、麺の種類により異なりますが、夏の暑い時期(麺が乾燥するので工場にはエアコンが入ってない。暑いです。)は短め、秋や冬には2~3時間ぐらいの熟成時間をとっています。
食の安心・安全と並べて使われるますが2つの言葉はそれぞれ別の意味を持つと言われています。
食の安全とは、科学的な根拠に基づく判断が必要で客観的に捉えられるもの。
食の安心とは、消費者一人ひとりの心理的な判断によるもの。科学的な安全基準を満たしていても、過去にその食品を食べてお腹を下したり気分が悪くなったりした経験があれば、大丈夫だと説明されても食べる気になりません。
食品は美味しいだけを追求してはいません。食べて安心なもの、安全なものを美味しく食べていただきたいと思って生産、製造しています。当店ではお客様に安心していただくひとつとして、2021年6月から「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理のための手引書」に基づき「食品衛生管理計画・記録簿」などを使用し食品衛生管理項目を実施しています。
食べることは人にとって最も大切な生命を維持をし、幸せな生活や時間を過ごすことです。
『捨てるうどんゼロ』
日本の食品ロスは、2017年度の推計で612万トン。このうち約半分の328万トンは食品関連事業者から、残る284万トンは家庭からのものと言われています。(環境省ホームぺージ食品ロスの削減-令和2年版環境白書より)食品ロス削減のためには、わたしたち食品関連事業者が行う取組の推進が必要です。
陣田屋では基本的に受注生産体制をとり、特に生めん・半生めんはご注文をお伺いしてから製造するようにしています。また、いろんな理由で賞味期限が短くなってしまった商品は「わけあり商品」として販売するなど、陣田屋独自の「フードロスゼロ宣言」で地球全体の食品ロス削減に貢献しています。
資源・環境にやさしい そばかんめん
陣田屋が取り組むフードロスゼロ宣言のひとつとして、そばかんめんを製造する際に出たそば殻を捨てずに、肥料として再利用しています。そばかんめんは保存料を使わない健康にやさしい保存食です。玄そばからひいた後のそば殻を農家さんに引き取ってもらい、山林、畑の肥料にしていただくなど環境にやさしく無駄のない活動に取組んでいます。